 | 6月25日の5時間目。音楽室を覗くと、4年生が真剣な表情で授業に臨んでいました。どうやら今日は、リコーダーと歌のテストの日のようです。
吹いたり歌ったりする順番は「くじ引き」で決まります。「次は自分かな……」と、ドキドキしながらくじの結果を待つ子どもたち。順番が決まった子から、いよいよテストが始まりました。
私たち大人であっても、たくさんの人の前で一人で楽器を演奏したり、歌ったりするのは本当に緊張するものです。子どもたちもやはり、胸をドキドキさせていたのでしょう。緊張のあまり、リコーダーの音が少し裏返ってしまったり、思うように高い声が出せなかったりすることもありました。
しかし、本校の4年生の本当に素晴らしいところは、ここからです。 一人の演奏や歌が終わるたびに、教室にはいつも自然と、大きくて温かい拍手が沸き起こるのです。
子どもたちは心で知っているのです。上手・下手に関わらず、「一生懸命にやり遂げることが何よりも素晴らしい」ということを。だからこそ、拍手をもらってテストを終えた子どもたちは、どの子もみんな、ホッとしたような、やり切ったような実に良い表情をしていました。
授業の最後に少しお話をする時間をいただき、子どもたちにこう伝えました。 「いつも友達のことを温かく見守り、頑張った仲間に心からの拍手を送れる4年生は、本当に素晴らしいと思います」
友達の頑張りを認め合い、ともに高め合う。音楽室に響いた拍手の中に、4年生の成長を強く感じた、温かい5時間目となりました。 | 2026/06/25 |  |