 | 今年度、本校では2・3年生が複式学級となっています。そのため2年生は、3年生と一緒に学んだり、2年生だけで授業をしたり、時には1年生と合同で授業を行ったりと、柔軟に工夫しながら学習を進めています。
金曜日の4時間目は、1年生と2年生が合同で行う「書写」の時間です。 教室を覗くと、担当の先生がそれぞれの学年に順序よく指示を出していました。1年生と2年生では当然学習内容が異なるため、まずは1年生に指示を出し、1年生が静かに字を書いている間に、次は2年生に指示を出す……という具合です。4月のスタートから2ヶ月が過ぎ、子どもたちもこのテンポにすっかり慣れ、自分の課題に集中して取り組めるようになっています。
そして今日、この合同学習ならではの、とても微笑ましく素敵な場面に出会いました。異なる学年が同じ空間で学ぶことが、お互いの素晴らしい刺激になっていたのです。
この日、2年生は漢字の練習をしていました。お手本をよく見ながら、一字一字心を込めて丁寧に書いた字を、黒板に貼っていきます。 まだひらがなを勉強中の1年生は、その様子を興味津々で見つめていました。「2年生になったら、自分たちもこんなにカッコいい漢字が書けるようになるんだ!」と、憧れの眼差しでまじまじと見つめる1年生。すると、上手に漢字を書いた2年生に向けて、1年生の席から温かい拍手が沸き起こりました。 拍手をもらった2年生は、少し照れくさそうにしながらも、どこか誇らしげで嬉しそうな表情を浮かべていました。
複式・合同学習だからこそ生まれる、学年を超えた「ともに高め合う」姿。子どもたちの素直な心と成長の可能性を感じさせてくれた、とても温かい金曜日のひとコマでした。
| 2026/06/19 |  |