 | 1学期の締めくくりが近づく今日この頃。いつものように各教室を覗きに行くと、どの学年もそれぞれの方法でラストスパートに入っていました。学期末の学習のまとめに集中するクラス、真剣にテストに挑むクラス。楽しみにしている夏休みに向けて、まとめの季節がやってきたことを実感します。
そんな中、ふと音楽室を覗いてみると、1年生が楽しそうに授業をしていました。タンバリンを叩きながらリズムに合わせて歌う姿は、元気いっぱいで見ているこちらも笑顔になります。
一通りの学習を終え、授業も残り10分となったときのこと。先生が突然、「じゃあ、校歌を歌いましょうか?」と子どもたちに投げかけました。
黒板に歌詞が書かれるわけでもありません。小学校の校歌の歌詞は、1年生にとってはまだ習っていない難しい言葉もたくさん使われています。「これは少し難しいかな……?」と私が心の中で思っていた、その瞬間でした。
前奏の音楽が鳴り始めると、1年生の子どもたちは迷うことなく、大きな声を張り上げて歌い始めたのです!
3番まである長い校歌です。途中でちょっぴり間違えてしまうところもありましたが、誰も諦めることなく、最後まで立派に歌いきる姿を見せてくれました。
その力強い歌声を聞きながら、私の胸には温かいものが込み上げてきました。入学してから今日まで、覚えることが数え切れないほどたくさんあった1年生。この難しい校歌も、きっと毎日少しずつ、コツコツと積み重ねて覚えてきたのでしょう。これまでの1年生の頑張りや、教室での健気な姿が次々と目に浮かび、本当に嬉しい気持ちになりました。
1学期の終業式には、さらにたくましく、上手になった1年生の歌声が体育館に響き渡りそうです。今から当日がとても楽しみに感じられた、素敵なひとコマでした。 | 2026/07/06 |  |