 | 「先生、陶芸教室、まだかなあ。」 数日前から、そんな待ちきれない様子のつぶやきが聞こえていた6年生。5月15日、子どもたちが心待ちにしていた陶芸教室を開催しました。
講師には昨年度に引き続き、野呂教材様をお招きし、本格的な作陶のイロハを教えていただきました。
陶芸用の粘土は、図工で使う通常の粘土とは少し勝手が違います。時間をかけすぎてしまうと、乾燥してパラパラと崩れやすくなってしまうのです。 「手早く、かつ丁寧に」 講師の先生のアドバイスを受け、子どもたちの表情は一気に真剣そのものに。心地よい緊張感の中、驚くほどの集中力で制作が始まりました。
まずは作品の「土台」を作り、そこへ紐状に伸ばした粘土を輪にして、一段ずつ丁寧に積み重ねていきます。「私は、お気に入りの湯飲みにするんだ。」「僕は、料理がおいしく見えそうな小鉢にしようかな。」「毎日使うお茶碗を自分の手で作りたい!」一人ひとりが完成形をイメージしながら、指先に力を込めて形を整えていきました。
約1時間後、図工室には個性豊かな「世界に一つだけの作品」がずらりと並びました。 この後、作品は乾燥を経て、「素焼き」→「釉薬(ゆうやく)がけ」→「本焼き」という工程へと進みます。
自分たちの手がけた粘土が、火の力を借りてどんな風合いに変化して戻ってくるのか。作品が届いたときの子どもたちの喜ぶ顔が、今からとても楽しみです。
野呂教材様、丁寧なご指導をありがとうございました。子どもたちにとって、日本の伝統文化に触れる貴重な時間となりました。
| 2026/05/15 |  |