学習の「しあげ問題」をしました(5年生)

2025/02/27

 5年生の算数科で、「しあげ問題」に取り組んでいました。問題は、観覧車の最高ヶ所から地面までに距離(123m)と観覧車の土台の高さ(8.3m)が分かったうえで、観覧車の直径を求めます。その求めた直径(114.7m)を使って観覧車の円周を10分の1の位までの概数(360.2m)で求め、最後に、この観覧車が分速20mで1周するためにかかる時間を1の位までの概数(18分)を求めます。この問題には、これまでに学習した「直径はどの部分か」「整数−小数の筆算の仕方(位を揃える)」「円周=直径×3.14」「小数×小数の筆算の仕方(答えの小数点の位置)」「求めたい概数の位より1つ下の位を四捨五入する」「時間=距離÷速さ」「小数÷整数(答えの小数点の位置)」など、たくさんの既習事項を使わなければなりません。人は記憶していたことを忘れます。忘れないようにするためには、定期的に学習したことを覚えているか確かめる必要があります。6年生になると全国学力学習状況調査など、これまでに習ったこと全ての範囲から問題が出されます。ネットでも全国学力学習状況調査の過去の問題を見ることはできますので、お家でも力試しにしてみてはどうでしょうか。



概数と四捨五入(4年生)

2025/02/26

 4年生の算数科で、「概数と四捨五入」の学習をしていました。割り算をすると割り切れる場合もあれば、割り切れない場合もあります。割り切れない場合も、余りを出す場合もあれば、そうでない場合もあります。例えば、飲み物を分ける際に、余りを出さずに凡そ均等になるように分ける場合は、計算上は概数で処理することもあると思います。今回は、一通り学習を終えた後に、「24.3÷7を四捨五入して上から2桁の概数を求めましょう。」という問題に取り組んでいました。この問題では、まず、小数÷整数の筆算をしますが、その際に商の小数点の位置を間違わないことが絶対条件になります。その後は、四捨五入して上から2桁の概数を求めることから、筆算で求めるのは3桁まででいいことに気づけるかです。ここまでできて四捨五入の意味が分かっていれば、上から3桁目を四捨五入し2桁の概数を求めることができます。授業では、その計算方法を上手に説明していました。



紙版画をしています(3年生)

2025/02/25

 今、3年生は図工科の学習で「紙版画」に取り組んでいます。高学年になると「木版画」に取り組みますが、発達段階を考慮し、3年生では「紙版画」で制作します。緑色の台紙に、表現したいものをカットして貼り付けていきますが、最近の教材は進化しており、貼り付けるものもシール付きのもので糊付けする作業もしなくて済みます。また、貼り付けたものに鉛筆で絵を描くと、鉛筆で描いた部分が凹み、それが印刷した際に線として浮き上がるようになっています。今回の「紙版画」のテーマは、「3年生の思い出」だということですが、日常の場面を取り上げている子どもも多くいました。作品が仕上がってくるのが楽しみです。

TOPページ前ページ次ページ

-Topics Board-Skin by Web Studio Ciel- Admin

× 閉じる