 | | 7月10日、4年生が社会科の学習の一環で、伊勢広域環境組合清掃工場を訪問させていただきました。実は6月に予定していたのですが、当日はあいにくの台風で臨時休校となってしまい、ずいぶん待っての念願の訪問となりました。それだけに、子どもたちも今日の日を本当に楽しみにしていたようです。
到着すると、工場の担当者の方が温かい笑顔で迎えてくださいました。 まずは、清掃工場の概要について教えていただきました。この工場では、伊勢市、明和町、玉城町、度会町のごみ処理を行っています。なんと1市3町の人口は、合計で約16万5千人! こんなにもたくさんの人々の生活を、この場所が支えてくれているのだと知り、子どもたちは驚きの声をあげていました。
ここで、担当の方から「私たちは1日にどれくらいのごみを出していると思いますか?」と問いかけられました。 お話によると、なんと私たちは一人あたり「1日約1キログラム」のごみを出しているそうです。これが地域全体で積み重なると、1年間で出すごみの量は、なんと5万8千トン! もしこのごみが処理されずに街に残ってしまったら……と想像すると、大変なことです。ごみ処理の仕事が、私たちの快適な生活にどれほど不可欠なものであるかを身に染みて理解しました。
しかし、このごみはただ燃やされて終わりではありません。そのほとんどが細かく分別され、新しい姿へと生まれ変わっていきます。 古紙は新しい紙製品へ、プラスチックは日用雑貨へ、そして可燃ごみ(焼却灰)はなんと道路を舗装する材料へ。私たちが正しく「分別」し「リサイクル」することが、地球の資源を守るためにいかに大切であるかを深く学びました。
概要を学んだあとは、いよいよお待ちかねの工場内見学です! プラスチックごみをパワフルに砕く機械、それをギュッと大きな塊にまとめる様子、そして24時間体制で工場を管理する最先端のコンピューター室。どれをとっても初めて見る光景ばかりで、これまで教科書で一生懸命学習してきた本物の世界が目の前に広がるたびに、子どもたちは目を輝かせていました。
中でも、子どもたちが一番大興奮したのが「ゴミピット」です。 街中から集められたごみが溜められている、深さ7メートルもある巨大な底を覗き込み、そこから巨大なクレーンが一度に大量のごみを力強く持ち上げて焼却炉へと運んでいくダイナミックな光景に、子どもたちからは「おお〜っ!」という大きな歓声と驚きの声が上がっていました。
今日、五感を使って学んだ貴重な経験を、来週からは学校へ持ち帰り、さらに一人ひとりの学びにまとめていく予定です。 今回の見学を経て、4年生の子どもたちがこれからの日常生活の中で、身の回りにある「ごみ」や「環境」に対してどのように向き合い、行動を変えていくのか、その成長が今からとても楽しみです。
お忙しい中、子どもたちのために丁寧な説明と案内をしてくださった伊勢広域環境組合清掃工場の皆様、本当にありがとうございました!
| 2026/07/10 |  |